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クラウドストレージとは何ぞや?(7)

では、AutoCADで「マイドキュメント」の「Drawing1.dwg」を開いてみます。

「マイドキュメント」の Drawing1.dwgは巻き戻り前のデータです。
「Autodesk 360」 の Drawing1.dwg は巻き戻ったデータになってます。

ですから、データが一致しないワケなので、AutoCADから

こんなことを聞いてきます。

「クラウドからファイルを開く」を選択すると、クラウドの(実際には同期をとっているXドライブの)巻き戻ったデータを開きます。
「ローカルに保存した図面を開く」を選択すると、「マイドキュメント」の巻き戻り前データを開きます。

ビバ!!!AutoCAD!!!
これで簡単なリビジョン管理できちゃうん!?

・・・とかはしゃいでたワケです。
AutoCAD 2013 がこの世に出た時に。

ですが、実際使ってみると、Autodesk 360 にコピーを作成してくれない。
なぜ??
なぜなんじゃ??

原因は
「フォルダ名かファイル名に日本語が入っていると、コピー機能はパソコンを再起動するまで一切使えなくなる」
という現象でした・・・。
AutoCAD再起動じゃダメなんです。
パソコン再起動ですよ?これ発見するまでにどれだけ再起動したか・・・。
(最近HDDじゃなくてSSDにしたのであまりストレスはなかったんですけど)

ということで、私的にネックは

「Xドライブ限定」(今の所。設定場所を探す旅に出ています)
「日本語ダメ」(サブスには「問題点として開発に報告」と連絡がありました)

SPで改善してくるか、2014まで待つか・・・って所でしょうか?

WS関連のことも色々書きたいのですが、もうちょっと調査の旅にでます。
とりあえず、これで終わりです。

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クラウドストレージとは何ぞや?(6)

この機能のすごい所は、「上書き保存するとその度 Autodesk 360 のコピーデータも更新される」ということなのです。
あくまでいじっているのは「マイドキュメント」の「Drawing1.dwg」です。

上書き保存するたびに

このように Autodesk 360 のデータも上書きされていきます。

さらに!

Autodesk 360 には履歴も保存されているので、巻き戻しも可能です。
メニューから「バージョン」を選択して。

どのバージョンに戻すかを選択。

はいはい、戻しますよー。「バージョンの復元」を選択。

巻き戻り可能!
ビバ!AutoCAD!

オチまであともう少し続く。

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クラウドストレージとは何ぞや?(5)

では次。
「自動クラウドストレージ」って何よ?

オプションのオンラインタブにある、ここです。

この設定が関係するのが、保存する時。
ダイアログに「自分の Autodesk 360 アカウントにこのドキュメントのコピーを保存」というチェックボックスがあります。

オプションのオンラインタブの設定が「保存時に自動的に行う」

保存ダイアログの「自分の Autodesk 360 アカウントにこのドキュメントのコピーを保存」に常にチェックが入る

オプションのオンラインタブの設定が「選択したドキュメントのみ」

保存ダイアログの「自分の Autodesk 360 アカウントにこのドキュメントのコピーを保存」にチェックは入らない

なので、「保存時に自動的に行う」は「推奨」とか書いてありますが、
このクラウド機能のことを勉強しないうちに、インターネット上にファイルが保存されてるってこともあるわけですから注意。

さてさて、ではこの機能を使ってファイルを保存してみます。
「自分の Autodesk 360 アカウントにこのドキュメントのコピーを保存」にチェックを入れて、
「マイドキュメント」に「Drawing1.dwg」の名前で保存。

ブラウザで Autodesk 360 を確認すると、おおお!コピーが作成されとる!
バックアップじゃああ!

しかし本領発揮はこれから。
続く。

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クラウドストレージとは何ぞや?(4)

ふむふむ、インターネット上に保存できるのはわかった。
しかし、気になる人はいると思う。

問) 「直接インターネットに保存してるの??」

答) 「違います。Cドライブのクラウド用フォルダと同期を取ってることになります。」

「クラウドストレージを使用」にチェックを入れると、Xドライブが作成されます。
こことインターネットで同期をとっています。

しかしこの X ドライブ、普段どこに隠れてるの!?ってことに。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Autodesk\Autodesk Sync\Cloud\アカウント名 に隠れてます。(Windows 7)
—-追記 kumanomi さんありがとう!
C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Autodesk\Autodesk Sync\Cloud\アカウント名(Windows XP)

先ほどのファイルと同時にshxやらpc3やら色々保存されてるみたいです。
この辺はどう使われるのかまだ調べてません。

ではここに、Excel ファイルを保存してみます。

しばらくするとまた奴が現れます。
同期をとってます。

Autodsek 360 にアクセスすると Excel ファイルが保存されてます。

Dropbox 的に使うことも可能です。
サブスユーザは25GBまで使えるようになりましたしね。

さて、次は「自動クラウドストレージ」のお話です。
これがですね、サブスに確認とるまでに時間かかったので、なかなかUPできなかった代物なのですよ。

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クラウドストレージとは何ぞや?(3)

さて、「クラウドストレージを使用」のチェックを入れるとどうなるのか?というお話。

AutoCAD のファイルの保存や開くで「Autodesk 360」のボタンが使用できるようになります。

ここに保存すると、インターネット上にファイル保存されるので、外出先でもアクセスできますよ~ってことらしいです。
じゃ、やってみますか。

1) Autodesk 360 を選択して、保存します。

2) しばらくすると、画面の右下で何やら AutoCAD っぽいマークが出てきます。
  緑のチェックが保存できたよ!の証拠。

3) ブラウザから Autodesk 360 にアクセスします。
4) サインインしてない場合は、「サインイン」ボタンを押して、アカウント情報などを入力します。

5) おお!保存されとる!

次はもうちょっと深く解説。

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クラウドストレージとは何ぞや?(2)

さて、アカウントを取っただけではどうにもならないので。

1) AutoCAD 2013 を起動する。
2) 画面の右上から「サインイン」をクリックし、「Autodesk 360 にサインイン」を選択する。

3) アカウント情報を入力して、「サインイン」ボタンをクリック。

4) 設定画面が出てきます。オプションで後で変更できます。私のおススメは
  ・「選択したドキュメントのみ」
  推奨とか騙されないんだから!
  ・「クラウドで設定を同期」はチェックを外す。
  使いたい時にチェック入れればいいんです。

5) 4)の設定がどこにあるかというと、オプションの「オンライン」タブ。
  次回はこの、「クラウドストレージを使用」のチェックについてまずお話。

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クラウドストレージとは何ぞや?(1)

AutoCAD 2013 の新機能ですね。
クラウドクラウド言うけど、一体どんな機能なんじゃい?

では、最初から。
長くなりそうな予感。

まずはアカウントの取得が必要になります。

1) Autodesk 360 にアクセス
2) 右上の「アカウントの作成」を選択。

3) 必要な情報を入力して、「アカウントを作成」ボタンを押す。

4) 画面が変わる。アカウント作成できた!

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